子育て世帯向けFP
子育て世帯向けFP

My Story

経歴:
2007年、日本大学商学部卒業後、日興コーディアル証券株式会社(SMBC日興証券株式会社)にて金融商品の運用コンサルティングを経験する。
2012年、株式会社日税不動産情報センターにて税理士に対してクライアントの保有不動産の売買仲介と不動産に関する税務コンサルティング支援を経験する。
2014年、株式会社プロレド・パートナーズにて大手企業に対してCREコンサルティングを行い、不動産の有効活用についても知見を拡げる。また、電気料金などのインフラに関わるコスト改善プロジェクトにも従事する。
2018年~現在、複数社の保険を取り扱う保険代理店にて保険募集人の経験を経て、FPとして資産形成コンサルティングを行っている。

保有資格:
・AFP

・宅地建物取引士

・公認不動産コンサルティングマスター

・第1種証券外務員

My Mission

私が上記に記載したように経験してきた資産に関する仕事を通して得た知識を多くの方に伝えたい、そして多くの方がファイナンシャルリテラシー(お金に関する理解や知見)を高めることに気兼ねなく取り組める社会や機会を創り出していきたいと考えています。

 

資本主義の現代においてお金や資産について考えることは大変重要なことというのは誰もが理解していることです。しかし、一方でそれを前面に出しすぎると卑しいイメージや品格の低下につながると懸念してお金についての話をしづらい社会が形成されているということにもご理解いただけると思います。特に日本は仏教の教えが根付いているため無欲の発言やふるまいが美徳であり、人としての見本と捉えられることが多いのではないかと感じています。

 

しかし、一方で経済成長率や会社の売上高や株価の変動が日々メディアで大きく伝えられたり、政治を動かすことも多いことに私は違和感を感じています。日本ではお金に関する考え方を家庭ですら教えられることがなく、学校の授業でも当然教えられず、知識不足のまま大人になって情報武装をした銀行、証券会社、保険会社、不動産会社、その他専門家と対峙しなければなりません。

プロから分かりやすく話されるため自然と納得し、理解した気になりますが、忘れてはならないのは相手は会社やコンサルタント(担当者)の利益を実現するために多くのケースに対応して、話法を洗練してきた百戦錬磨の人達ということです。一方的な視点に誘導して理解したつもりにすることで自分達の土俵に乗せることを得意としています。優秀な営業マンであればあるほど分かりやすい説明をしてくれるため、お金に関する知識が少なく、相談する人がいなければ対抗することの必要性さえ感じることはありません。

 

いくらリターンやリスク説明をして、顧客が納得したと言ったとしても断片的な部分のみを理解している可能性があり、そもそも幅広い金融商品の中から顧客はベストな選択ができたのかどうかは別問題ではないかと考えられます。

また、金融業界は行政が立ち上がり、フィデューシャリー・デューティーという言葉を掲げて顧客本位の営業に努めるよう呼び掛けていますが、そもそも利益追求を目的とした会社形態と歩合制が定着している金融業界においてどこまで根付いてくれるかは疑問です。

 

私は行政頼みではなく、営業を受ける人達が自発的にファイナンシャルリテラシーを高めることが当たり前になることで金融や不動産の業界も選ばれるため顧客本位に近づける努力が不可欠になり、結果として正しい方向に向かうようになると考えています。また、正しい競争が生まれれば悪いサービスは淘汰され、選択できるサービスの質も向上していきます。自浄作用が生まれることを待つような受け身の姿勢ではなくて、よりよい社会の実現を追い求めることを当たり前のようにできるような機会を創出することが今の日本社会に必要でその実現が私の役割だと考えております。

 

2019年1月1日現在